騙されないで!amazonからのsmsを使った架空請求

「料金未納が発生しています」「連絡がない場合は訴訟手続きに移ります」などの内容でamazonからsmsが届くという事例が多発しています。
実際にamazonからそのようなsmsが送られてくることがあるのか、もしamazonからの架空請求が届いたらどう対処したらいいのか、もし架空請求に騙されてお金を支払った場合はどうなるかなどを解説します。

1.smsにamazonからの請求が届くことはない!

実際のamazonがsmsを使って未納料金を請求するということはありません。
消費者庁の発表した注意喚起の文書によると次のように書かれています。
”実在するアマゾンは、SMSで未納料金を請求することはなく、未納料金の支払方
法として利用者にギフト券を購入させてその番号を連絡させることはありません。”
(引用:http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/pdf/consumer_policy_information_180629_0001.pdf)

架空請求のsmsでは「有料動画の未納料金があります。本日中に連絡無き場合は、法的手続きに移行致します。」といった文書が記載されています。
しかし、実在するamazonでは、動画配信サービスなどのコンテンツの利用料については、クレジット決済による前払い形式を採用しています。ですからクレジット決済に問題がなければ、架空請求される心配はありません。
仮に、引き落とし口座にお金がなかったなどの理由でクレジット決済に問題があり、未納金が発生しても、amazonは支払い方法の更新をお願いする通知やEメールを送る事がありますが、それをsmsで通知することはありません。

2.もしsmsにamazonからの架空請求が届いたらどう対処したらいい?

消費者庁の注意を喚起する文書では次の対処法がすすめられていました。
”「有料動画等の未納料金を支払え。アマゾン●●」などというSMSは典型的な詐欺
の手口です。記載されている電話番号には絶対に電話しないでください。”

amazonやヤフーなどの実在する企業やサービスの名前を使うのが、詐欺グループの常套手段です。smsでの架空請求を受け取った人は、聞き覚えのある企業や利用したことのあるサービスということで安易に信用してしまいます。
しかし、記載されている内容をよく確認し、怪しいと思えば絶対に連絡しないようにしましょう。

架空請求の連絡先に連絡したらどうなる?

心配になったり、クレームを言おうと架空請求の連絡先に電話した場合、アマゾンの名前をかたる事業者の担当者と称する者が対応する事例と、弁護士や○○協会の職員を名のる者が対応に当たる事例があります。

詐欺グループのそうした一味は、電話をかけてきた人から、言葉巧みに個人情報を聞き出し、「動画配信サービスの未納料金がある」「有料サイトの未払い料金がある」「支払いに応じないと訴訟手続きに移行する」とウソの説明を繰り返し、しつこく支払いを求めてきます。
さらに、「保険が使えるので後でお金が返ってくる」「本日中に支払えば95%分が後日返還される」などと話し、とりあえず支払う方向に話を持っていこうともします。

怪しい架空請求が届いたときの相談窓口

amazonの名前をかたる怪しい架空請求が届いた場合は、最寄りの消費生活センターや警察に相談することができます。
消費生活センターでは架空請求にまつわるトラブル解決のための助言や提案を無料で提供しています。

消費生活センター電話番号:局番なし 188(いやや)

3.amazonからsmsの架空請求で法的手続きが取られる可能性はない!

架空請求の文書の中には「本日中に連絡がない場合は、法的手続に移行する。」といった文書もあります。
しかし架空請求のこうした内容に応じなかったとしても法的手続きが取られる可能性はありません。

詐欺グループが「本日中に法的手段に訴える」と記載するのは、相手を脅し、あわてさせ、冷静な判断ができないようにさせるための手法です。架空請求書やsmsにそのような一文があったとしても決してあわてないようにしましょう。

4.amazonからsmsの架空請求にもし支払ったらどうなる?

もし、amazonの名前を使ったsmsでの架空請求に応じて支払いをした場合、詐欺グループはさらに別の理由を設定し、未払い金の架空請求をしてくる場合があります。

例えば、「他のサイトでも未払い金があります」「海外サイトでも未納金があります」といった理由をつけて架空請求を繰り返してきます。「これに応じないと国際裁判にかけられます」などの脅し文句をつけて、架空請求を受け取った側に圧力をかけ、さらなる支払いに応じるように仕向けます。

amazonからの架空請求で指定されている支払い方法

amazonの名前を使った架空請求のsmsでは、支払手段として、ギフト券や前払い式電子マネーを利用するよう求めてきます。

例えば、コンビニエンスストアで通販サイトのギフト券を購入し、そのギフト券番号を連絡するよう求めてきます。
他にも、前払式電子マネーをコンビニエンスストアで購入し、その電子マネーのプリペイド番号を連絡するよう求めてくるという事例もあります。
さらに現金をレターパックや宅配便で送付するように求めてくる場合もあります。

支払った場合お金はどうなる?

ギフト券、前払い式電子マネー、現金の郵送のいずれの場合であっても、一旦支払ってしまったならば、お金を取り戻すことは極めて困難になります。
架空請求に応じてしまえば、お金が返ってこないだけでなく、さらなる架空請求の標的にされてしまいます。ですから、架空請求に表示されている連絡先には安易に連絡しないようにしましょう。

amazonからsmsの架空請求まとめ

amazonからsmsを利用した架空請求が送られてくるという事例が多発していますが、実際にamazonがsmsで支払い請求をするということはありません。
架空請求が届いたら、心配になったり、クレームを言いたくなるかもしれませんが、架空請求に記載されている連絡先に電話すれば、言葉巧みに、かつ執拗に、支払いを迫られることになります。
ギフト券や電子マネー、現金など支払い方法が指定されていますが、架空請求に応じて支払ったお金を取り戻すことはほとんど不可能です。
怪しい架空請求のメールやsmsを受け取ったとしても、安易に連絡するのではなく、消費生活センターに相談するなどして、冷静に対応するか、実に覚えのないものであれば無視するようにしましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする