働かないと食えないは古い? 今は不労所得の時代って本当?

労働禁止の情報商材、「グローリッチビジネス」がリリースされました。
「グローリッチビジネス」の方法を使えば、働かずして収入が入ってくる、究極の稼ぎの形は、「不労所得」なのだそうです。
「働かざるもの、食うべからず」という、ことわざがあります。
働くことをしない怠惰な人間は、食べることを許されない、食べるためには一生懸命働かなければいけないという意味です。
「働かざるもの、食うべからず」はもう昔の話となり、働かなくても稼げる時代になったのでしょうか。
働かなくても、収入が入る「グローリッチビジネス」とは、どんなものなのか気になります。

稼ぎたいなら働くな!グローリッチビジネスってなに


グローリッチビジネスは、FXです。
グローリッチビジネスは、ユーザーは何もしなくてもいいと言っています。
何の行動をしなくても稼げるということは、システムが代わりに自動で取引を行ってくれる、FXの自動売買のシステムツールであると考えられるでしょう。
いくら自動で取引してくれるとはいえ、「グローリッチビジネス」がアピールするように、FXの自動売買は本当に何もしないで、稼げるものなのでしょうか。

●FXってなに?

FXとは、外国為替証拠金取引といい、証拠金を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買のことです。
うーん、なんか難しい言葉でわかりにくいですね。
簡単に説明します。
FXは投資です。
投資なので元手が必要になり、元手を増やすべく取引を繰り返していきます。
FX取引に使うのは、通貨です。
例えばアメリカドルが、1ドル100円だとします。
元手の1000円をアメリカドルに交換すると、手元にあるのは10ドルです。
しばらくしてアメリカドルの価値が上がり、1ドル130円になったとき、手元の10ドルを円に替えると、1300円になります。
元手が1000円だったので、300円の利益になりました。
このような取引のことを、FXといいます。

利益がでた時のことを、例としてあげましたが、通貨の価値は上下しているため、利益がでないときもあるのです。
基本的に相場を見ながら、自分で通貨の価値の上下を予想して、取引を行います。
通貨の価値は、いつ変動するか分かりません。
売りどき・買いどきを逃さないためには、常にパソコンを見ている必要があります。
パソコンを常に見ることが、困難な人に人気なのが、FXの自動売買システムです。

●FXの自動売買とは


プログラムを利用することで、自動的に通貨の売買を行う仕組みのことをいいます。
FXの自動売買は24時間取引ができ、売りどき・買いどきのタイミングを逃さず、効率的にFX取引を行うことが可能です。
FXの自動売買は、はじめに設定を行う必要があります。
売買システムを、どのように設定するかが非常に重要となり、儲かるか儲からないかは、この設定で決まるのです。
システムの組み立てや、投資戦略をしっかり考えた上で設定を行う必要があります。

●FXの自動売買は、何もしなくてもいいのか?

FXの自動売買には、EV(エキスパートアドバイザー)という、自動売買システムが必要となります。
EVを導入すると、パソコンは24時間、365日、起動させておかなければなりません。
FXの自動売買は、パソコンが止まってしまったら意味がないので、異常なく起動し続けているかを確認する必要があります。
完全に放っておけるわけではないのです。

売りどき・買いどきを逃さず、取引を行ってくれるFXの自動売買ですが、万能かつ継続的ではありません。
FXの自動売買は機械で行っているので、システムにない相場の急な変動には,対応できないのです。
自動売買システムだけに頼らず、FXについて学び続けなければ、儲けることは難しいでしょう。

グローリッチビジネスがうたっているような、何もしないで、知識がなくても稼げるほど、FXはあまくはありません。

グローリッチビジネスはメリットだらけ


知識、スキル、経験、一切不要で、最短はじめた日から、即収入GET
小学生から高齢者まで、実践可能
一切何もしないと約束できるなら、最低98万円が、あなたの口座にふりこまれる

これが、グローリッチビジネスのセールス文句です。

グローリッチビジネスなら、何もしないで、簡単に、早く稼げるビジネスだと言っています。
グローリッチビジネスすごいですね。
全て事実なら‥‥。

サイトやブログ、動画の中の文章は、全て事実とは限りません。
インターネット上の画面で見ると、なんとなく真実のような、錯覚を起こしてしまうかも知れないですが、こんな文章なんとでもなります。
ブログやサイトに嘘や偽りを掲載することなど、簡単にできてしまうのです。

大丈夫?川口さん 配信者川口孝司氏とは


働かないで稼げるグローリッチビジネスの配信者は、川口孝司氏です。
川口孝司氏を調べたところ、ネットで詳しいことは分かりませんでした。
今回のグローリッチビジネスの販売が、はじめての商材販売です。

川口孝司氏は、病名は不明ですが、精神疾患を抱えていると言っています。
動画を見る限り、台詞は棒読みで、顔色が悪く体調が悪そうです。
川口氏の精神疾患は本当かも知れません。

グローリッチビジネスのターゲットは、うつ病をはじめとした、精神疾患を抱えた人です。
川口孝司氏の動画での話ぶりは、違和感があり、グローリッチビジネスを発案した人には思えません。
この手の商材の販売で良くある、アルバイトで雇われた人物ではないでしょうか。

ターゲットに、「うつ病や精神疾患を抱えていてもできる」と訴えかけるには、ビジネスの発案者は「当事者」が1番良いでしょう。
当事者の言葉は、同じ状況の人の言葉として、相手に響きやすいのです。
そのためには、川口孝司氏の存在が必要だったといえます。

うつ病などの精神疾患を抱えた人たちは、自分の現在の状況に満足していません。
早く仕事をはじめて、社会復帰がしたいと思っています。
しかし、あまり良くならない病状、働いても長く続かない現状に、焦りを覚える人も多いです。

外に出て働けないなら、家にいて働くことはできないだろうか、と思いはじめます。
長く続く焦りの中、自分と同じ病気の人が、1200万稼いだと話したら、その方法に飛びついてしまう心理は分からなくありません。

良く考えれば嘘だとわかる言葉でも、早く何とかしなければと焦る人たちには、全てが魅力的に見えてしまうのです。
生活を変えようと焦っていて、余裕のない人は簡単なだましの言葉でも、だまされてしまいます。

グローリッチビジネスはFXの自動売買です。
初心者が何も知らず、努力もしないで稼げるほど、FX取引は簡単なものではありません。
精神疾患を抱え、社会復帰を焦る気持ちは分かりますが、焦ったところで良いことはないのです。
FX取引でストレスをためていては、病気に良くありません。

グローリッチビジネスは、稼げない商材です。
しかも、かなり悪質な手口と言えます。
だまされて病気の症状が、悪くなってしまうかも知れません。
病気の症状が悪くなったとしても、販売会社や川口孝司氏は何もしてくれないのです。
こうしてグローリッチビジネスを検証していくと、何か強い悪意を感じずにはいられません。

グローリッチビジネスからグローリッチネオへ


グローリッチビジネスには、やはりグローリッチネオという、高額塾の存在がうしろにありました。
グローリッチネオは、19万7000円、もともと、35万円のものなので、割引でお得なのだそうです。

ちょっと待って、ちっともお得じゃないでしょ、19万7000円って高額ですよ。
元値はいくらで、割引でこの値段と数字を見せることで、なんとなくお得な気にさせて、購買意欲をあおる手口です。

グローリッチネオは、全額返金保証をしています。
全額保証をしているからと、安心して、購入を決め手はいけません。
グローリッチネオ全額返金保証と、書いてあるのはセールスレターです。

皆さんは情報商材が、特商法の表記が優先されることを知っていますか?
グローリッチネオの特商法の表記には、「お客様の都合での返金は一切いたしません」と、明記されています。
ユーザーが返金を求めても、特商法の表記が優先されるので、返金には応じてもらえない可能性が高いでしょう。
全額の返金保証はどうなったのでしょうか。

もう一度いいます。
情報商材は、特商法の表記が優先されるのです。
セールスレターで、どんなにいいことが書いてあったとしても、特商法の表記になければ、意味がないのです。

だまされた!そう気づいたときは、どうしたらいい?


グローリッチビジネスは、本当にこれでもかと言わんばかりに、甘い言葉が並んでいます。
さすがにしつこいだろう、と思えるほどです。
そんな何度の繰り返される甘い言葉を、魅力的と感じた人もいるでしょう。

でも冷静に考えれば、この案件、おかしさ満載ですよ。
だまされた!そう気づいた時は、まず仲間を集めてください。
この案件、一人で立ち向かってはいけません。

●グローリッチビジネス、販売会社リアルギブ株式会社とは

グローリッチビジネスは、配信者は川口氏ですが、販売しているのは、リアルギブ株式会社というところになっています。
詳しい人なら、ピンとくるでしょうか、この会社、以前稼げない、詐欺だと問題になった商材の販売会社なのです。

その商材とは、小林まみ氏の「フォーチュンビジネス」。
「フォーチュンビジネス」は悪質な情報商材として、かならず名前があがる、とんでも商材です。

「フォーチュンビジネス」ですが、ある悪名高き人物が関わっていました。
その人物とは、増田祐一氏です。
増田祐一氏の行った、無料オファーの名前を知っていますか?
そのオファーの名前は、「不労所得スイッチ」といいます。

何かに気づきませんか?
そうです、不労所得=働かないで稼ぐ、グローリッチビジネスに繫がっているのです。
グローリッチビジネスには、増田祐一氏の名前はありません。
しかし、繫がっていることは明白です。
グローリッチビジネスは、リアルギブ株式会社と増田祐一氏が、再度タッグを組んだ商材といえます。

グローリッチビジネスには、特商法の表記がありません。
責任者や電話番号の記載がなく、商品を販売しているなんて、何と大胆というか、だます気満々です。
グローリッチビジネスは、だますことを目的に、だましやすい人に向けて、世に放たれた商品なのです。

このように相手をだましていると、わかってやっている人たちは、だますこと自体も、次のだましの材料なのかも知れません。
被害者の会立ち上げます、だまされた人を救います、と言って近づき、再度だまそうと考えているのでしょうか。
本当に悪意しか感じません。

●仲間を集めて、集団訴訟を

グローリッチビジネスのような、強い悪意には集団で対応するのが良いでしょう。
仲間で訴訟を起こすことによって、費用が分担されるのはもちろんですが、役割の分担もできるので、一人よりも負担がないです。

また今回のように、確信犯的な相手の場合は、被害者たちの力だけでは、足りないかも知れません。
なにせ、リアルギブ株式会社は、小林まゆ氏の「フォーチュンビジネス」で訴訟を起こされた経験があるにも関わらず、またやっていますからね。
インターネットの情報では、他にも何件か怪しい商材の販売をしており、「詐欺商材専門」と言われているくらいの会社です。

集団訴訟のメリットは、被害者の会を作ることで、社会の注目を集めることにあります。
社会の注目を集めることは、世論を動かすことになります。
世論が動けば、社会全体を巻き込んで、味方にすることも可能です。
世論を動かすことができれば、グローリッチビジネスのような、強い悪意にも立ち向かっていくことができるのです。

働かないと食えないは古い? 今は不労所得の時代って本当?のまとめ

「グローリッチビジネス」は結局、人をだますために世に出た情報商材です。
「グローリッチビジネス」の中身は、FXの自動売買のツールで、初心者がすぐに大金を手にできるような方法ではありません。
FXで稼ぐには、知識が必要です。
それなりに勉強をしなければ、利益を上げることは難しいでしょう。
何もしないで稼ぐことなどできません。

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