こんにちは。最近では、仮想通貨の業界では怪しいICOや草コインが増えていますね。
※草コインとは
まだ芽の出てない、玉石混交のコインたちです。
詐欺目的で扱われるようなコインも沢山ありますが、上場して価格爆発するようなコインもいます。
例として一つ事例を上げましょう。
「クローバーコイン事件」というものが過去ありました。
これは2017年に48ホールディングスによって全国へ展開開始。
1口35,640円でプレリリースしていました。主張は下記のもの。
- 会員登録して、知り合いに買わせれば買わせた額の60%のクローバーコインが運営からあなたに配布!更にその知り合いが他の知り合いに買わせれば・・・というマルチ商法
- あの、日本にビットコインを持ち込んだ、中田義弘がプロデュース!と、安心性を謳う。
- 今クローバーコインを購入すれば、購入額の2割にあたるリップルをあなたにプレゼント!
事の顛末ですが、大々的なセミナーをして「今後爆発するかもしれない」と思う投資家から金を集め、コインを配布。
その最期は警察の強制捜査を受けて48ホールディングスのクローバーコイン購入用の口座は凍結されてしまいました。
で、コインは当然どこにも上場されず無価値なものに。無論返金も対応していません。
どこからどう見てもカネを集めるだけ集めた詐欺です。
この事例のように詐欺で扱われる場合、まだ知名度も低いため、訴えに出るにしても発行元の情報や被害者が少ないため、他の詐欺と比べて
相対的に訴えにくいというのもあります。
そもそも詐欺にかかっている事自体にきづかないことも・・・。
総じて言うならこの草コイン投資、投資の初心者にはとても難しいです。
なにせ、情報をリサーチして銘柄を選んだところで、素人目にはどれも大差なく見えますし、
大差なく見えるということはそれが詐欺でも気づきにくいということです。
実は僕も1件草コインを買ってみたのですが見事大外れ。
1万円分買ったコインは100円程度の価値に収束してしまい大損しました。
その間、値上がり値下がりに一喜一憂したり、いつも値を見たり情報を集めたりするため時間を使い、
他のことは疎かになったりと時間とメンタルを使った上でこの結果。
しかも発行元が権威ある名前が出てたので安心と思いましたが・・・・。
所詮権威付けのために名前を拝借されていたようですね。
悔しい限りでした。
この記事を訪れた方もこういった経験をされた方が多いのではないでしょうか?
同時に
「もっと楽に取引で儲けたい!」
「情報を集めてもお金になりづらいなら自動でお金が増えてほしい!!!」
こんな風に考える方々も沢山いるのではないでしょうか??事実僕はそう思ってます笑
で、その考えが先行しすぎると罠に嵌まる・・・と。
その中で新しく名前の上がった怪し~~い案件が今回紹介する
「プラストークン」です。
この記事の目次
ネットで話題になるプラストークンとは?その正体を探る
プラストークンとは
専用ウォレットに預け入れた仮想通貨を自動アービトラージにより増やすシステムが備わったウォレット。
また、その運営元が発行している独自の仮想通貨名のことです。
プラストークンウォレットに簡単に言うと、
「電子お財布が自動で安く買える取引所で買って、高く売れる取引所で売ってくれるよ!
その差額で勝率ほぼ100%で少しづつお金が増えてくれる!!」
ってことです。
ただし、運用している銘柄の金額が500$を下回ると運用されず、運用が停止した場合手数料が1~5%搾取されます。
500$以上預けておけば勝手に日利0.3%、月利で10%増えるわけです。
なんともお得なシステム!!!
誰でも預けてるだけでお金が増えるシステムですね。
考えてもみてください、今まで自分で情報収集して、自分で買い時と売り時を考えて・・・と頭を悩ませ売り買いをして失敗して。
そんなことが無くなると考えたらすごくお金を増やすことが簡易ですし、何度も出来ますよね。
手間を掛けず儲けたいと思ってた人からしたら理想的そのものでしょう。
注意点を上げるならば
・運用最低金額:500$のためそれ以上の余裕ある金額が必要
・複利運用の対象銘柄は「ETH」のみ
と、いうところでしょうか。
早期参入すべき理由
但し、躊躇するまでもなくいち早く始めたほうがいいポイントが3つあります。
日に日に増える!複利運用してくれる
1つは「複利運用である」こと。
勿論複利運用は運用されている日が長いほど金額が増えていきます。
例えば500$開始、月利10%の場合(1$=110円計算)
開始3ヶ月の人と、開始6ヶ月の人では
3ヶ月 | 66500円 |
9ヶ月 | 123000円 |
この時点で6万円の差、実に倍の差が出てます。
ならば今すぐでも行動を起こすほうがいいですよね。
もしこの複利運用が長期で行えたら・・・?
例えば今の仕事をやめても生活が出来るほどの金額まであっという間に膨れ上がる可能性もあります。
それはつまり「自由な時間」を手に入れることに間違いなく、自分の趣味に打ち込んだり、
家族サービスに費やせる時間を確保できたり、年老いた親の面倒だって見れたり、
海外旅行に行くことも夢ではないかもしれません。
購入レートは日々上がり続ける!
2018年2月にICOセールで始まった「プラストークン」ですが
当時の購入レートは$0.5/1枚でした。
それが現在は$16/1枚ほど!
実に32倍!後々高い倍率で通貨のプラストークンで利益を入手できるのは今だけなのです!
後々になるとどこかで価格も天井になり、止まったり、仮想通貨業界のアオリを受けて金額が逆に下る可能性もあるでしょう・・・・。
更にはプラストークン専用ATMを中国国内に1.000台設置する計画があがっています。
実行されればもっと金額は跳ね上がるでしょう。そうなったらもう低価格でのプラストークンへの参入は不可能です。。。。
紹介ボーナスが大きい!
なんと、プラストークンウォレットには、紹介ボーナスが設定されています。
被紹介者の毎日の収益に対して、
直接紹介者:95%報酬
2~10世代目:10%報酬
かなり高い配当率を出しております。早い参入をすればするほど紹介を出せる可能性は高まりますね。
誘って参加する人のパイは必然的に取り合いになるため、その取り合いを制するにはやはり時間が勝負です!!
今後の展望は!?参入すべき?
落ち着いて考えればどう考えても
さて、これだけメリット尽くしで楽に金額も増えていく。
しかも月利が10%と株のプロトレーダーの何倍もの値を叩き出している。
参加すべき!!!
・・・・・・・な訳がありません。
冷静に考えれば詐欺のニオイがしてますよね?
その理由を一つづつ提示していきましょう。
その1 アフィリエイトといえば聞こえはいいが
先程申し上げたようにプラストークンはアフィリエイトによる紹介報酬があります。
ですが、これも言葉変えれば
MLM(マルチ商法)
でしかありません。
これでプラストークンの利用者が膨大な利用者の紹介を出した場合、
果たして運営はその紹介料を付加した利益を提供できるのでしょうか。
答えはノー、でしょう。
例えばこれが世界で10本の指に入るマイニング会社ならば、日あたり3~4回も掘ればそれなりの利益計上となり、
クラウドマイニング投資を行ってる投資者に少しづつ利益提供出来るかもしれません。
ですが、このプラストークンはマイニングでもなんでもなく、提供元はプラストークンの発行とアービトラージ機能付きのウォレットのみ。
資金の調達元が不明なのに果たしてどこから利益報酬を出しているのか?
考えられる一つの調達元は新規参入した人の預けているお金ですね。
そう、言葉を知っている方はわかると思いますが、
「ポンジスキーム」でしょう。
※ポンジスキームとは
後から参加させる別の出資者から新たに集めたお金を
以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、
あたかも資金運用が行われ利益が生まれてそれが配当されているかのように装うもの。
この手口のより質の悪いところは、最初のうちは一見すると正常にお金が回っている様ですが
急に出金できなくなるところです。
なので気づかないうちに騙されている可能性が高いのです。
もしこれを知らずに参加しようものなら、知らないうちに用意していたお金は消え、
無理に作ったお金なら借金の返済のために苦しい思いをするでしょう。
それでなくても、紹介した友人からの信用も失う。
金も人も失う最悪のシナリオすらあり得るということです。
その2 会社及びアプリの不透明性
このウォレット、実はストアからダウンロードできない。
公式のダウンロードページからのみダウンロードの形をとっている。
これが何を意味するか。
中身も不透明、レビューも参考不可で評判を事実上非公開ということだ。
もしかしたらストアに登録申請したかもしれないが、そもそも登録を拒否されたということならば、それだけストアの公式が「違法なもの」として判断したことと同じです。
まずそんなものをダウンロードして、詐欺でなかったとしても情報をフィッシィングするウィルスなんか仕込まれていたら最悪パスワードやクレジットの情報を引き抜かれる可能性もある。
そんなことになったらただでは済まされない。
実際筆者はスマホを落としただけで、色んな情報を抜かれた経緯があり、そのせいでクレジットの信用を汚したり
住所特定をされたり散々な目にあった。裁判手前まで行ったくらいです。
その他にも公式サイトのQ&Aには開発陣に関するインフォメーションについて
「〇〇出身の技術者が参入」程度の書かれ方。
通常は開発のチームリーダーやその人の詳細プロフィールが書かれている。
これは透明性や権威性による信頼性をつける上でも企業側の重要な戦略です。
それが出来ない理由があるのでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=r3RTwNvgMu8
更にCEOの名前で検索すると挨拶動画が出てきます。
が、この内容も全く根拠を提示せずに、ただただ
「信じろ」と言うことをいうだけのお粗末な動画。
いやいや、スカスカの公式サイトにダウンロードに問題のあるアプリ。
そして利益報酬の大本が謎。
これらに対するきちんとした会社の透明性を謳う反証を提示してほしいものです。
総評
よって以上の2つの条件からこの案件は
「ポンジスキームであり、詐欺の可能性が高い」
といえます。
おそらく遠くない未来このプラストークンが破綻するか、CEOが消えるかどちらかでしょう。
これが今後の展望と思われます。
騙されたらそのあとが大事!泣き寝入りはNo!
先程も申し上げましたが、プラストークンに拘らず
ポンジスキームに捕まった場合とにかく惨憺たる未来が待ってます。
最初に預けた大金は失うし、他の投資に用いることが出来たかもしれない可能性も消える。
親や親戚にバレようものなら
「コツコツ働かないからだ」と理不尽な怒りを買い。
もし、加えて友人を紹介として出していたら
「お前のせいで金を失ったんだ!」
と言われ、絶交されることまで・・・・。
頼ろうにも悪事千里を走る。友人づてに既に話しをしても信じてもらえず、社会的な信用にまで関わってしまいます。
頼れる先をなくして絶望的になるでしょう。
騙されたと分かった後あなたならどうしますか?
泣き寝入りして現状を受け入れますか?
そこで出来ることが一つあります。
それは「集団訴訟」という方法です。
実は、上の地獄のような状況は僕の体験談。
ここから脱したのはまさに集団訴訟を起こしたからです。
集団訴訟を起こした結果から言うと、僕たちは勝ちました。
騙された全額が返金されたわけではないですが、僕は無理した借金も返済できたし、
何より一緒に戦った仲間もいたので、終始一人なんかよりよっぽど心強かったです。
以前より、お金に対する考え方も深まり
「あ、これは情報商材詐欺だな」というのに騙されなくなったし、自分と同じように騙されそうな人にストップを掛けられるようにもなりました。
他にも既に騙された友人に自分の経験を活かしてアドバイスをしたりすることで感謝されることが増えました。
もしあの時、集団訴訟という選択をしていなかったら。
僕は友人を助けることもなかったし、一生お金を返すことに追われていたでしょう。
下手したら逃げるように自殺していたかもしれません。
もし、情報商材や暗号通貨の詐欺案件で悩んでる人がいたら、
一人ですべてを背負い込まず、集団訴訟を起こすことも頭に留めておいてほしい、と考えるようになりました。
僕の経験や、集団訴訟とは?
世の中にはどんな詐欺が横行しているか?
そういった情報を発信していくことで救える人を一人でも救いたい。
その思いから僕はこのサイトを立ち上げました。
どんな小さなこともメールなどしてくださっても構いません。
メールで聞きづらいなら各種SNSでも構いません
それでは同じように悩む人が救われることを信じて。
次回の記事でお会いしましょう