架空請求業者をおちょくるユーチューバーの真似をするのは危険!?

本人の声そのまま、あるいは小学生や女子高生外国人を装って、架空請求業者に電話しておちょくる、撃退するという動画をYouTubeで公開している人がいます。そうした動画を公開して人気を集めているユーチューバーを紹介するとともに、架空請求業者をおちょくるため、もしくは撃退するために直接電話することの危険性を紹介していきます。

1.架空請求をおちょくる人にはどんな人がいる?

架空請求をおちょくる、もしくは撃退する電話を公開して人気を集めているユーチューバーとして有名なのは”カネマン”さんと”みずにゃん”さんです。他にも”スターデラックス”さんの架空請求業者をおちょくる電話の動画も面白いと評判です。

カネマンさんとみずにゃんさん、スターデラックスさんの架空請求業者をおちょくったり、見事に撃退しているそれぞれの動画を紹介します。

カネマンの人気動画

カネマンの架空請求業者をおちょくる動画は、「○○のフリをして架空請求業者と闘ってみた」というのが特徴です。
例えば、女子小学生のフリをして、東大生のフリをしてなどです。
架空請求業者をおちょくる動画を公開しているユーチューバーはほかにもたくさんいますが、カネマンの動画は他のユーチューバーの動画よりも再生回数がずば抜けて多いという特徴もあります。

「JKの生声で架空請求業者を釣ってみた」という動画が80万回以上の再生回数、「小学生のフリをして架空請求業者と闘ってみた」という動画は252万回以上の再生されています。
(参照:https://www.youtube.com/watch?v=c8ocoBccfaA)
(参照:https://www.youtube.com/watch?v=3uf-uiWEcN8)

みずにゃんの人気動画

架空請求業者を撃退する電話をかける動画を公開し人気を集めているのが、みずにゃんさんです。
例えば、「【神回】架空請求業者に電話してみたら一言で撃破できた!」という動画はワンクリック詐欺の業者に電話するという動画で200万回以上再生されています。
架空請求業者と電話で直接やり取りするのはおすすめできませんが、こうした動画は架空請求業者の手口を理解するのに役立ちます。
(参照:https://www.youtube.com/watch?v=wqxQ2b2DTDs)

スターデラックスの人気動画

「笑える」と評判なのがスターデラックスさんの架空請求業者をおちょくる電話です。YouTubeで公開されていますが、実際はタイトルをバックに音声が流れるだけのものです。しかし、その設定や内容が面白いと人気を集めています。
例えば、「博多弁で電話する」「オペラ歌手」「歌舞伎役者」「狂言師」などの設定で、架空請求業者に電話し会話します。そのかみ合わない会話のやり取りが軽妙で、聞いていて面白いものになっています。
(参照:https://www.youtube.com/watch?v=h9DhflusB0A)

2.架空請求業者をおちょくっても問題ない?

架空請求業者をおちょくることが目的で電話して、それがきっかけでトラブルに巻き込まれる可能性があります。
架空請求業者に電話するなら次に紹介する3つの点でトラブルになる可能性があります。
①個人情報の流出
②支払いを迫られる
③架空請求業者のターゲットにされる
架空請求の業者に電話することでこうしたトラブルに巻き込まれる可能性があります。ユーチューバーのように架空請求業者を撃退したい、面白そうだから真似したいなどの気持ちがあっても、決して自分の方から架空請求業者に電話するのはやめましょう。

先程紹介した、3つの点をさらに詳しく解説します。

①個人情報の流出

架空請求業者に電話することで、氏名、住所、職業、家族構成などの個人情報が流出する可能性があります。

架空請求業者の中には、184(いやよ)を電話番号の頭に付けた場合などの、非通知設定で電話した場合、電話を受け付けないようにしている業者もいます。
家の電話、携帯電話の番号を相手に通知する状態で、架空請求業者に電話した場合、電話番号を相手に知らせることになります。
家の電話番号などの情報を手がかりに住所を特定されたりする可能性があります。

また、架空請求の設定した電話番号に連絡すると、弁護士、債権回収業者、○○協会の職員などの肩書を付けた担当者が対応に出る場合があります。肩書や公的機関や有名企業の名前などで相手を信用させ、巧みな会話術で相手を操作し、架空請求業者は個人情報を上手に聞き出そうとしてきます。

②支払いを迫られる

架空請求業者に電話することで、言葉巧みに支払いを迫られるというトラブルに巻き込まれる可能性があります。
例えば、「有料サイトの未払い料金がある」などのウソの説明を繰り返し、しつこく支払いを求めてきます。
支払いに応じないという態度を明らかにすると、「パソコンやスマホの誤操作かもしれませんが、契約は完了しておりますので、支払っていただくしかありません」「支払いに応じないと給料を差し押さえます」と恐喝まがいのセリフで話を続けてきます。

一方「即刻支払いに応じれば法的手続きは踏みません」「保険が使えるので後でお金が返ってきます」「本日中に支払えば95%分が後日返還されます」などと甘い話も織り交ぜて、すぐに支払うように説得してきます。

こうしたアメとムチを織り交ぜた巧みな話で、相手を脅したり、なだめたりしてお金を払うように説得してきます。架空請求業者に遊び半分で電話するなら、こうしたトラブルに巻き込まれる可能性があります。

③架空請求業者のターゲットにされる

もし支払いに応じるなら、架空請求業者のさらなるターゲットになってしまいます。
例えば、「後日、さらに調査したところ他の未払い金がありました」「海外サイトでの未納金も見つかりました」といった理由でさらに架空請求をしてきます。
「応じて頂けない場合は、執行官の立会いの下、給与・動産・不動産の差し押さえをします」「国際裁判にかけられます」などの脅し文句で、さらに不安感を煽り、支払いを求めてきます。

3.架空請求をおちょくると住所がバレる可能性はある?

架空請求業者への電話から住所が特定される可能性はあります。
先程解説したように、番号通知で電話した場合や、電話での会話がきっかけで住所が特定されることがあります。

実際にユーチューバーのカネマンさんも架空請求業者に住所を特定され、突然、架空請求業者が家を訪問してくるということがありました。実際のその時の様子を、自分のチャンネル内で公開しておられます。
(参照:https://www.youtube.com/watch?v=8kOtApvl50A)

架空請求をおちょくるまとめ

ユーチューバーが架空請求業者をおちょくる電話をするという動画が人気を集めています。しかし真似するならば、個人情報が流出する、支払いを迫られるなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
住所を特定されれば、架空請求の郵便物がさらに届いたり、自宅を訪問されるという危険に合う可能性もあります。
ですから、面白半分で、架空請求業者をおちょくる電話をするのはやめましょう。見に覚えのない架空請求は無視するのが一番効果的な対処法です。

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