架空請求やワンクリック詐欺の恐さを体験できる無料サイトをご紹介

ワンクリック詐欺サイトを利用するならどんなことが起こるのか体験できる体験教育型サイトがあります。今回はそのような架空請求の恐ろしさを勉強できる無料のサイトを紹介します。
また、「無料体験」「無料お試し期間」などのキーワードを使った架空請求詐欺も存在します。合わせてその手口もご紹介いたします。

1.架空請求のお試し体験ができるサイトがあるの?

架空請求の怖さを体験できる無料サイトがいくつか存在します。
①ワンクリック詐欺体験サイト
(URL:http://kentaro-shimizu.com/lecture/fraud/complete.shtml)
②スマホ向けワンクリック詐欺疑似体験サイト
(URL:http://www.go-tm.jp/vr)
それぞれのサイトではどのようなことが体験できるのか、筆者が実際にサイトを訪れて見たことを報告いたします。

①ワンクリック詐欺体験サイト

指定されたURLに移動すると、いきなり「登録完了」のポップアップが目に飛び込んできます。
さらに画面には会員登録が完了したので登録料45,000円を下記口座に振り込むように要求されます。
さらにアクセスした時間、IPアドレス、利用しているインターネットブラウザなどが表示され、あたかもあなたの個人情報をすでに知っていますよ的な感じを相手に与えるような工夫がされています。

ちなみに振り込みを指定されている口座は以下のようなものです。
銀行名
ワンクリック銀行
支店名
詐欺支店
口座名義
タイケン サイト
口座番号
普)123456
振込金額
45,000円

ページ下部にある「後で支払う」のボタンをクリックすると、「1週間以内にお振り込みがない場合は、ご自宅かお勤め先にご連絡させて頂くことになります。トラブルを回避するため、今すぐお支払いください」という画面が表示されます。
サイトを訪れた人はこうした文章でさらに恐怖心を抱き、支払いに応じるよう気持ちが傾きます。

ワンクリック詐欺体験サイトを通じて、架空請求業者がどんな手口でお金を支払うように要求してくるのか体験することができます。
IPアドレスやブラウザは簡単なプログラムを使っただけで知ることができます。しかしそれらの情報を基に、プロバイダーに問い合わせをし、プロバイダーが個人の氏名や住所、勤務先などの個人情報を他者に開示するということはありません。
また、料金説明のないまま、ワンクリックしただけで契約完了という場合、電子消費者契約法に基づき契約無効を主張出来るということも覚えておきましょう。

スマホ向けワンクリック詐欺疑似体験サイト

インターネットセキュリティサービスを提供するトレンドマイクロ社が公開しているスマホ向けのウイルス感染やワンクリック詐欺を疑似体験できるサイトがあります。
サイトを開くと、最初の画面では、フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺、ランサムウェアの3つから体験したいものを選択できます。

今回は、「ワンクリック詐欺を体験する」をタップします。
次の画面では「詐欺にあってみる」のボタンが表示されるのでそこをクリックします。
そうすると、「アイドル」「アニメ」「ドラマ」「エンタメ」「ミュージック」と画像付きでジャンル分けされたいかにも本物らしい動画紹介サイトの画面に変わります。
そして「話題のコンテンツが充実!! 今なら1本お試し視聴キャンペーン実施中!!詳しくはコチラ」という画面が自動的に表示されます。
「詳しくはコチラ」のボタンをタップすると「今すぐ視聴する」のボタンが表示されます。
「今すぐ視聴する」のボタンをタップすると「ご入会ありがとうございました。会員登録が完了しました」「入会金99,800円」という画面が表示されます。

退会しようと思い指定されている電話番号に電話すると、退会手数料が必要だと迫られる、電話番号を教えてしまったので督促の電話がひっきりなしにかかってくるなどの恐ろしい体験をするといったことが説明されます。
このスマホ向けサイトでは、どのような方法で利用者はワンクリック詐欺の被害に合うのかを勉強することができます。

最近では、スマホで動画を見たり音楽を聴いたりするのが一般的になっています。ですからアダルトサイト以外でも、動画紹介サイト、音楽配信サイトを装い、架空請求業者はお金をだまし取ろうとしてきます。
怪しいサイトは訪れない、セキュリティソフトを活用するなどの自衛手段を講じましょう。

2.無料のお試し期間を利用した架空請求サイトはある?

「無料のお試し期間」というキーワードを巧みに利用した架空請求の手口が存在します。
郵便物やメールに以下のような文章を記載し送りつけてきます。
”○○様 無料お試し期間を超過致しました。至急連絡お願い致します。尚、退会手続きをされない場合は、自動更新に付き今年度分の年会費6万円の請求となります。”

こうした内容のハガキやメールを受け取ると、本当に指定されているサイトを利用したかを確認もせず「無料のうちに退会しておこう」ということで、指定されている電話番号に電話したリ、指定されているURLをクリックする方がおられます。

さらに巧妙な手口としては「無料お試しサービスの利用について心当たりのない場合はご連絡してください」と記載し、連絡するように誘導するというケースもあります。

「無料お試し」を利用した架空請求業者に連絡するとどうなる?

個人情報を盗まれたり、支払いを要求されたり、架空請求のしつこい督促がやって来る可能性があります。

「無料お試し期間が過ぎるまでに退会したい」「無料お試しサービスを申し込んだ記憶がないので連絡したい」という気持ちで、指定されている連絡先に電話すると、担当者と名乗る人物から名前、住所、勤務先、家族構成などの個人情報を聞き出される可能性があります。

さらに、「訴訟手続きを回避するため」「すぐに支払うなら保険が適用されて、後日お金が返還される」などのセリフで支払いに応じるよう要求してきます。

同じように、架空請求業者からのメールに指定されているURLをクリックすると、個jン情報を記入する画面が現れて、そこに個人情報を記入し、送信すると、見事に個人情報が盗まれ、その後架空請求の督促状が郵便物やメールで届く、支払いの督促の電話がしつこくかかってくるなどの被害に合うことになります。

3.お試し体験は架空請求ではないが、契約内容はちゃんと確認しよう

動画配信サービスや音楽配信サービスでは「お試し体験」「1本無料」などのサービスを提供しています。
架空請求業者も、そうしたサービスが喜ばれるということを知っているので、ワンクリック詐欺サイトに、「お試し」「1本無料」「今すぐ視聴する」などのボタンを配置し、それをクリックしたリタップすれば「会員登録完了」「入会金○○万円」といった画面が表示されるようにしています。
「お試し体験」サービスを提供しているすべてのサイトが、ワンクリック詐欺サイトではありませんが、中にはそうした悪質なサイトも存在します。
ですから、年齢認証ボタンや特定のボタンをクリックする前には、料金体系や契約内容などが画面にきちんと記載されているかどうか確認しましょう。

お試し架空請求まとめ

ワンクリック詐欺サイトを利用した架空請求の恐ろしさを体験できる教育型無料サイトを消化しました。本当にお金を要求されることはありませんから、ワンクリック詐欺について勉強するためにサイトをのぞいてみることができます。
「無料お試し期間」といったキーワードを利用した架空請求詐欺も実在しています。「無料お試し期間が過ぎると会員費が生じるので連絡ください」という文章のメールや郵便物を送付し、退会のための手続き費用という名目でお金をだまし取ったり、個人情報を聞き出したりするのが目的です。
見に覚えのない請求のなので、架空請求業者に確認やクレームの電話をかけくなるかもしれませんが、それにはリスクが伴います。
見に覚えのない請求は完全に無視するのが、最も簡単で効果的な対処法です。架空請求業者に干渉しないことで、自分と家族の財産をしっかりと保護することができます。

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