架空請求業者に携帯番号や住所を知られる危険性はあるのか徹底検証!

架空請求業者からしつこく電話がかかってくる、しつこくハガキが送られてくるというのは精神的なストレスになります。架空請求会社が個人の住所や携帯番号を調べることはできるのか?携帯番号や住所が知られるどんなケースがあるのか?入手した情報をもとに架空請求業者から電話がかかってきた場合の対処法などを解説します。

1.架空請求会社が携帯電話番号や住所を調べることはできる?

基本的に架空請求業者が携帯電話番号や住所を調べて個人を特定することはできません。
年齢認証ボタンや特定のボタンをクリックしただけで、会員登録されたとみなされ、会員費や退会手続き費用を請求されるという架空請求詐欺があります。そうしたサイトはワンクリック詐欺サイトを呼ばれています。
そのワンクリック詐欺サイトでは、携帯電話の固定識別番号やIPアドレスが画面に表示され、あたかも個人情報を入手したように思わせます。
しかし固定識別番号やIPアドレスを入手しただけでは、そこから携帯電話番号や住所、氏名を特定できません。

個体識別番号だけでは携帯番号は調べられない

個体識別番号とは携帯やスマホなどの端末を識別するためのそれぞれの端末に振り分けられている番号です。
サイトにアクセスした場合、この個体識別番号が送信されることがあります。
しかし、この個体識別番号だけでは、どの携帯電話キャリアを使っているのかは分かりません。ですから架空請求会社が携帯電話会社に働きかけて携帯番号を調べることはできません。

IPアドレスだけでは住所は調べられない

IPアドレスもサイトにアクセスすれば情報として送信されますが、それだけで分かるのは使用しているプロバイダやおおざっぱな位置情報のみです。
架空請求業者がプロバイダに住所、氏名などの個人情報の開示を求めたとしても、プロバイダは利用者の不利益になるような個人情報の開示に応じることはありません。

個人情報の流出により携帯番号や住所が知られる

架空請求業者がプロバイダや携帯電話会社に働きかけて個人情報を調べることはできません。
しかし、以前に何かのサービスを利用した時に登録した住所、氏名、電話番号などの個人情報が流出したリ、違法な名簿業者の手に渡ったりして、そこから住所や名前、電話番号が知られるということは予想されます。
ですから、架空請求会社が入手した名簿を使い電話をかけてくることが予想できます。
また無作為に電話番号を選んで架空請求の電話をかけてくることもあります。

いずれの場合にせよ、架空請求会社からの電話にもし出てしまうならどんなことが起きるのか次に解説いたします。

2.架空請求会社からの電話にもし出てしまったらどうなる?

架空請求会社からの電話に出てしまったなら、次のことが起こる可能性があります。
①個人情報流出
②支払いを迫られる
③さらなる架空請求が送りつけられる
それぞれについてさらに詳しく解説します。

①個人情報流出

架空請求会社が電話してくる場合、少なくとも電話番号は知っています。
もし、名前を名乗って電話に出たなら、名前も知られます。

架空請求業者の電話担当者はプロの営業職の人のように言葉巧みな人もいます。さらに
法務省や裁判所などの公的機関の名前を使ったり、債権回収業者や○○協会の職員などの肩書で相手を信用させたり、萎縮させたりします。
こうして、こちらが個人情報であっても伝えなければならないと思わせるような雰囲気を醸し出し、うまく個人情報を引き出そうとします。

②支払いを迫られる

架空請求業者からの電話に出て話を聞くなら、支払いを迫られる危険性もあります。
「即刻支払いに応じなければ訴訟を起こす」「給料を差し押さえる」などの文句で支払いを迫ります。
「本日中に入金すれば、後でお金が返ってくる」「後日保険を使えばお金が返ってくる」などのセリフで支払うことに一旦納得させるという手口もあります。

③さらなる架空請求が送りつけられる

もし個人情報を伝えたり、支払いに応じたりするなら、架空請求業者からカモとみなされ、さらなる架空請求が送られてくる場合があります。
例えば、「調査の結果、海外のサイトでも利用料の未納がありました」「入金の確認ができませんでしたので延滞金が生じます」などの理由をでっち上げて架空請求を送りつけてきます。

3.架空請求の電話にもし出てしまったときの対処法

架空請求の電話にもし出てしまったとしても、次の4つの方法で対処できます。
①さらなる個人情報の流出を避ける
②支払いに応じない
③話を長引かせない
④着信拒否に登録する
⑤執拗に電話してくる場合は警察か消費生活センターに相談する

①さらなる個人情報の流出を避ける

架空請求会社の電話に出たことで、電話番号と名前が知られたとしても、フルネーム、住所、職場、年収、家族構成などを伝えなければさらなる個人情報の流出は避けられます。

②支払いに応じない

脅したり、なだめすかしたりと様々な方法で支払いを要求してきますが、心当たりのない請求には断固として応じないという態度を示しましょう。
ワンクリック詐欺に関しては、そのサイトを訪問したとしても、事前の契約内容や料金体系の説明なしに、ワンクリックだけで契約が成立するということはありません。
ワンクリック詐欺サイトの利用に関して、請求の電話が仮にあったとしても、支払う理由がないことを覚えておきましょう。

③話を長引かせない

架空請求会社との話が長引けば、それだけ相手に付け入るスキを与えることになります。
見に覚えのない請求に関しては無視するのが一番です。問題に巻き込まれる前に、すぐに電話を切りましょう。

④着信拒否に登録する

これ以上しつこく電話を欠けてきて欲しくない場合は、着信拒否に登録できます。携帯電話のキャリアにより方法に違いがありますが、有料もしくは無料でそうしたサービスが利用できます。

⑤執拗に電話してくる場合は警察か消費生活センターに相談する

内容が悪質であったり、執拗に電話してくる場合などは警察や消費生活センターに相談できます。
電話番号を保存したり、会話の内容を録音するなどして証拠を残しておけます。

4.架空請求の携帯電話番号は無視していても大丈夫?

架空請求の電話に対する効果的で簡単な対処法は無視することです。
「架空請求かもしれないが、一応確認のために電話に出てみよう」と思わせるのも、詐欺グループの手法です。
電話に出れば、先ほど紹介したような様々な危険な目に遭う可能性が出てきます。
見の覚えのない請求に関して電話がかかってきても無視し続けましょう。

裁判所や警察からの電話

裁判所や債権回収会社が携帯電話だけで督促を行うことはありません。そうした公的機関や債権回収会社の名前を利用したと思われる電話を受けても、簡単に信用しないようにしましょう。
また警察や弁護士、消費生活センターの名前を利用し、架空請求でだまされたお金が返還できますという電話をかけてくる場合もあります。実際には何もしないのに手数料や着手金などの名目で架空請求をするのが目的です。こうした電話も、身に覚えのないものであれば徹底的に無視しましょう。

まとめ

架空請求会社がIPアドレスや端末の個体識別番号を知ったとしても、個人の名前、住所、電話番号などを調べることはできません。
しかし、過去に登録した個人情報が何かのことで流出し、架空請求会社の手に渡っているという可能性もあります。
そうした結果、架空請求会社から電話がかかってきたとしても、身に覚えのないものであれば無視するのが簡単で効果的な対処法です。
心配だから話を聞いてみるといった態度では、個人情報をさらに聞き出されたり、支払いに応じるよう説得される可能性があります。
架空請求会社のこうした悪質な手口を理解し、だまされないように対策を練っておきましょう。

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